下町ロケット 真野 その後に訪れた佃製作所で大歓迎

下町ロケット
ガウディ計画

佃製作所を大混乱させた真野賢作は、その後、退職してアジア医大の研究所に職を見つけました。真野賢作は、山崎部長の紹介だと思っていたのですが、その後、職場で実は佃航平社長の尽力があったことを知ります。下町ロケット」ガウディ計画でも真野は重要なキャストを務めます。

 

真野賢作の佃製作所訪問のシーン

どんな経緯があったのか、佃製作所の社員で知らない者はおりません。しかし、その後3年経っても、真野を忘れる者は一人もおりませんでした。

真野はアジア医大の教授だった一村隼人の離職に伴い、北陸医大に移る時に一緒に職場を変えたのでした。

そして、そこで出会う桜田章と一村教授と共に、佃航平を訪ねてきたのです。

真野を迎えた受付の女性も気が利いた演出で真野を迎えました。「社長はすぐに参りますから、こちらでお待ちください」と案内された会議室には、大勢の社員が中で待っていたのです。

「久しぶりだな」「元気だったか?」、馴染の声が真野を暖かい拍手と共に歓迎の出迎えでした。真野の目が潤んでいましたね。

後ろで見守る一村教授と桜田社長も、黙って笑顔で真野の歓迎ぶりに感動している様子でした。

 

そして、会議室の一番奥に、背の高い佃航平社長が、幹部の殿山経理部長や山崎技術開発部長、津田営業部長らと共に立っていました。

開口一番、真野は以前自分がしでかした過ちを丁寧に佃社長に詫びるのでした。じっと、真野の目を見つめ、口を出た佃社長の言葉、「よく来たな、真野」の言葉には深い愛情を感じました。

 

真野のその後の話でつながる人工弁開発の話

真野賢作は、佃社長に、その後の経緯を話しました。アジア医大の就職には佃社長の尽力があったことを知り、その礼を伝え、帯同した一村教授と桜田社長を紹介するのです。

人工弁の必要性と夢を語る真野、そして一村教授と桜田社長の懇願に対し、佃航平は一定の理解を示すものの、現状では佃製作所の置かれた状況では引き受けるのは難しいと、難色を示すのでした。

帝国重工のバルブシステムの納入は確定したはずでしたが、サヤマ製作所の椎名直之の邪道ともいえるような手法で、次回の納入は競争という形にされてしまっていたからです。

頼りの帝国重工・財前部長は海外取引のために、日本を留守にするようになっており、部品調達部長の石坂が窓口になっているような気配です。サヤマの椎名社長はこの石坂を突破口にして、佃製作所から納入を奪おうと画策していたのです。

 

その後、福井に戻った真野賢作から、「一度、サクラダの会社を見に来てくれ」と電話で懇願されます。帝国重工の財前道生が自分の目で工場見学をして、佃製作所の能力を認めたように、一度、是非、福井に来て、工場を見て欲しいと熱い気持ちを聞かされます。

その後、福井に赴き、サクラダを見学し、桜田章社長の過去を知り、大反対だった同行した唐木田も感動し、佃製作所のガウディ計画参加が決まったのです。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

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