何かと話題のドラマ「下町ロケット」ですが、ロケット打ち上げも成功し、いよいよ後半の「下町ロケット2」がガウディ計画と銘打って、明日から登場します。前半のキャストも大いに驚かせてくれましたが、後半の話題はお笑いの今田耕司さんの登場でしょう。今田耕司さんのキャストは北陸医大の教授、一村隼人役で出演します。
今田耕司の一村隼人役は名キャストとなるか?
「下町ロケット」の人気の秘密はたくさんありますが、キャスティングの面白さは、言う間でもないでしょう。主演の阿部寛さん演じる主人公・佃航平はもちろん、前半は製作所の経理部長・殿村直治を演じた立川談春を始め、取引銀行である白水銀行マン、柳井哲二と根木節生をそれぞれ春風亭昇太と東国原英夫が演じ、「お笑い界」がみんなして、ドラマ業界に引っ越したような騒ぎでした。(ちょっと大袈裟でした)
そして、回を追うごとに視聴率も冴え、前半終了の第5話では20%超えを達成し、キャスティングの素晴らしさが光りました。
立川談春さんは、言うまでもなくあの立川談志師匠に入門した落語家ですが、池井戸潤の小説をドラマ化した「ルーズヴェルト・ゲーム」でも好演し、高い評価を受けました。
しかし、昇太師匠はというと・・・・。実はNHKの大河ドラマにも出演した経験があったのです。「軍師官兵衛」では、長政の家臣である毛屋主水役で出たことがあるのです。こちらは時代劇でしたが、「下町ロケット」は現代劇です。昇太師匠の白水銀行の柳井役では、もうそのまんま東、じゃなくて「そのまんま」の昇太さんがそこに居ましたね。これは、本当に名キャストだったと思います。
失礼、少し横道に逸れました。(笑)話題は今田耕司のキャストでしたね。今回、今田耕司が演じるのが、日本でトップレベルの心臓外科医という役です。現在49歳の今田耕司、年齢からしても現役でバリバリの知識と経験豊富な外科医としても相応しいでしょう。
私が心配するのは、果たして今田耕司の顔で、どんなキャラクターを演じるのかイメージが湧かないことであります。むしろ、今田耕司の相方である東野幸治の方が医者役には似合っていたような気がします。
もう、これだけはドラマを見てみないと分かりませんが、脚本、演出、監督の助けを借りて、他の出演者同様、今田耕司が作る「外科医・一村隼人」に成り切ってもらいたいと願っています。
今田耕司が演じる「一村隼人」とは?
私の勝手なイメージである「東野幸治」の外科医は横に置いて、その今田耕司演じる「一村隼人外科医」とはどんな人物なのでしょうか。
一村隼人は北陸大に移る前に、元佃製作所社員の真野賢作が在籍したアジア医大の貴船教授の下で人工心臓の研究をしていたのです。
しかし、腹が黒く野心家の貴船恒広に自分のアイデアを盗まれ、嫌気がさして職場を変わったのでした。この貴船恒広を演じるのが、世良公則ですが、世良さんの「悪党振り」は見た瞬間、納得できるはずです。(笑)
そして、小泉孝太郎が演じるもう一人の「悪党」がサヤマ製作所の社長・椎名直之ですが、この悪党どもを前に一村教授がどんな応対をするのかにも注目です。「善と悪」が一つのテーマの「下町ロケット」の魅力ですね。
外科医のイメージは湧きません(笑)が、今田耕司がどんな役作りで「一村隼人」を演じるのか、今からわくわくしています。
今回は「下町ロケット2」の後半「ガウディ計画」の新キャストで登場する今田耕司にスポットを当ててみました。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
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