おとうさんと呼ばせて 光太郎の母八神葉子役に片岡礼子が抜擢

お義父さんと呼ばせて

おとうさんと呼ばせて第8話では、危うく大道寺保に隠し子有りとの疑惑が浮上。何とか危機を脱した保ですが、突然現れた昔の彼女とその子供。母親の八神葉子役に片岡礼子、その子供光太郎に高橋來くんが抜擢され、好評のうちに、無事、保の疑惑も晴れたのでした。

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大道寺保の元カノ八神葉子を演じる片岡礼子の経歴

大道寺保(遠藤憲一)の元カノ八神葉子を演じる片岡礼子は昭和46年生まれで現在44歳ですので、お父さんと呼ばせての大道寺保51歳と比べて、元カノというのはナイス・キャストでした。

劇中では、子供の光太郎(高橋來)が小学2年生ということですから、年齢は不詳ですが、劇中の八神葉子の年齢は35から40歳くらいの設定ではないでしょうか。

八神葉子役 片岡礼子

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片岡礼子
は、ジャッキー・チェンに憧れて女優を目指したという変わり種です。アクションが好きだったのでしょうか、それともコメディだったのでしょうか。

いずれにしても、初志貫徹、女優になったのですから、素晴らしいですね。片岡礼子は、明星大学在籍中に、当時の社民党の四代目キャラクターに選抜され、女子大生モデル(劇中の花澤真理乃みたいですね)もしており、巨匠の篠山紀信の撮影で週刊朝日の表紙を飾ったこともあります。

映画には平成5年、「二十二才の微熱」でデビューし、翌年の「愛の新世界」では、日本映画史上初めてヘアヌードを披露して注目を浴びました。

花澤美蘭 八神葉子

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注目されるのはヌードばかりではありません。実際、ヨコハマ映画祭では最優秀助演女優賞を、キネマ旬報賞、ブルーリボン賞主演女優賞なども受賞しており、その演技派としての実力は折り紙付きです。

しかし、平成14年、31歳の若さで脳動静脈奇形によって、脳出血に倒れて九死に一生を得たのです。奇跡的に助かった片岡礼子は、その後必死にリハビリに努め、平成17年、映画「帰郷」で見事にカムバックしたのです。

テレビでは、長寿番組となっている「相棒」や、人気作品の「スペシャリスト」などにも出演しています。

 

八神葉子がリフォーム業者の「振り」をして花澤美蘭に語るシーン

大道寺保が美蘭から別の女性に「乗り換える気」だと思い込んだ花澤美蘭(蓮佛美沙子)が、意を決して保のマンションを訪ねます。

すでに合鍵を持っていて保の部屋に入るところは見届けていた美蘭ですが、兄の葉理男(中村倫也)に「自分で確かめないのは美蘭らしくない」と説得されて、やってきたのです。

花澤美蘭役 蓮佛美沙子

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ドアが開いているマンションの玄関を入った美蘭が声を掛けると出てきた葉子は、それとなく保の彼女と分かるのですが、自分の身を明かすことなく、出入り業者を装います。

そして、大道寺保の素晴らしさを説くと、美蘭は幸運だと諭します。かつての恋人が、怒りっぽい性格で、しかし、美蘭と一緒だと、そういう性格も和むことなど、保から聞かされていた心境を聞いた当の花澤美蘭は呆気にとられていましたね。

八神葉子の語る大道寺保の話は、しんみりしていて、花澤美蘭の心に響いたのではないでしょうか。片岡礼子の抜擢は成功といえるでしょう。

大道寺保 花澤美蘭 八神葉子

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一緒に出ていた光太郎を演じる高橋來くんの演技も素敵でしたが、それは次回に持ち越します。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

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