下町ロケットの前半部分「ロケット編」が今週の日曜日で完結しますね。視聴率も私は20%を超えるか、それに近い数字になるように思います。今回は佃製作所の技術部のリーダーである山崎光彦の名場面を取り上げます。キャストにはヤスケンこと安田顕が抜擢されました。

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ドラマ「下町ロケット」では、技術部長の山崎光彦が佃社長と二人のシーンもよく出てきますが、私は何故かこの山崎部長だけ、佃社長と接する態度が若干ではありますが、他の社員とは違うとずっと感じていました。

そして、その訳がこの安田顕の「名場面」で明らかになりました。

 

部品供給反対派が決起する前に沈静化させた山崎光彦のリーダーシップ

社長の佃航平が、帝国重工にバルブシステムの部品供給をすすめたことで、技術開発部で意見が分かれることになってしまいました。佃社長は只単に自分の「夢」を追いかけるために下した裁量ではありません。企業として佃製作所の将来性を見込んだ決断だったのです。

ところが、技術開発部で、意見が分かれることになってしまったのです。水素エンジンのバルブを担当するグループと小型エンジン・ステラを担当するグループです。部長の山崎光彦は両部門の統括者ですから、まとめ役の立場です。

社長の意向を汲んでいる山崎光彦にとっては、全員の協力が必要です。

しかし、小型エンジンステラに携わる若手の真野はこの部品供給には非協力的な態度でした。自分のやりたい小型エンジンが犠牲にされると思っていたのです。この辺には、真野の若さが出ていることろですね。

そんな中、真野は同業である高森電工からの引き抜き工作を受けます。その知らせが山崎部長の耳にも入ることとなりました。

技術部門の社員が集まりミーティングが開かれました。

高森電工について、山崎部長は話を聞こうとしますが、誰も認めることをしません。ステラエンジン開発に携わっていた若手の真野が待遇の見直しを訴えて部屋を出て行ってしまいます。

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真野を追って、反対派の社員が出て行ってしまった後を山崎は追い掛け、呼び止めます。ここで、山崎光彦の名場面が演じられました。廊下で反対派を呼び止めるシーンは山崎のリーダーシップを現した名シーンでしたね。安田顕の演技が光った場面です。

 

安田顕演じるキャストの山崎光彦の佃製作所入社の記憶

廊下で立ったまま、淡々と山崎は語り始めます。山崎光彦は、自分がかつては、業界最大手のアスロテクニカの元社員だったが、製造には関係のない、製品管理に携わっていたと切り出します。

製造技術を目指していた山崎はその仕事が、自身が目標としていたことではなかったが、優良企業に就職でき給料待遇も良しと割り切ったつもりでいたと告白しました。

しかし、或る日、強引に呼ばれて佃航平の元を訪ねた山崎は「面接」のつもりで赴いたのでしたが、いきなり佃に開発室で軽量のモーターを見せられ相談を受けるのです。その手伝いをしながら、自分の「」を思い出す山崎だったのです。

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真摯に山崎の話に耳を傾ける社員に、山崎光彦はこう付け加えました。ろくな設備も資金も無い中で、佃航平社長は自らの時間とお金と全て注ぎ込んで研究に打ち込んでいたと逸話を話しました。

社長の佃航平は、決して自分勝手などではなく、誰よりも一番犠牲を払って研究に没頭してきた社長であることを山崎光彦部長が部下たちにとくと語った名場面でした。個性的な安田顕の魅力が光ったシーンでしたね。

 

最後までお読みいただき本当にありがとうございます。