高濃度水素水の伊藤園は批判把握!還元性水素水と効能の違いは?

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伊藤園と言えば「お茶」だと思っていた人、実は伊藤園水素水でも「巨人」だったのです。しかし、これまでの商品「還元性水素水」から「高濃度水素水」にリニューアルしたところ、いろいろ物議を醸しだしていると話題となりました。伊藤園高濃度水素水が何故話題となったのでしょう?

できるだけ、簡単にこの高濃度水素水の話題の原点を探っていきたいと思います。

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そもそも、水素水って何?どんな効能があるの?

たかが、おの話と思う方もおられるかも知れませんが、伊藤園では2008年から、還元性水素水を販売しており、すでに500万本を売り上げるヒット商品となっています。

水素水とは何ぞや?というと、文字通り水素入りのウォーターです。と言えば、化学記号「H2O」ですね。水素の原子2個が酸素原子1個にくっついてできています。

では、何故、これほどまでに水素水が注目を浴びるようになったのか、そこから見ていきましょう。

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現代人は、これまでの生活からは考えられないほど、強いストレスに晒されています。そして、人間を取り巻く環境が著しく活性酸素を体内に発生させることになったようです。簡単に分かり易く説明すると、「睡眠不足」「ストレス」「仕事」「水道水」「化粧品」「電磁波」「放射能」など、これらの要因が活性酸性を増加させる原因とされています。

しかし、現代社会に生きている者でしたら、これらの環境から逃れるためには「人里離れた山奥」にで逃げ延びる他、方法はないでしょう。

そこで登場したのが、この酸性化を防ぐ効能があると謳われた水素水だった訳です。

 

何故水素水って高いの?

では、ここで簡単な問題です。人間の体は何%水が絞めていますか?そうです、もうお分かりのように、人間の体は60%が水でできているとされています。生まれてきたばかりの赤ちゃんとなると、これが80%にもなると言われますから、私たちの体の最重要な位置にあるのが「」なのです。なるほど、人間の祖先は海から出てきたというのも頷けますね。

前述したように、活性酸素の働きは実は殺菌作用や防菌作用など、大事な働きがあるのですが、これが増え過ぎてしまうと体を助けるどころか、いろんな悪さを始めてしまうのです。詳しい解説は専門の医学書に譲ることにしますが、簡単に言うと、活性酸素が溜まり過ぎると人間の内部組織を破壊してしまうということです。

そこで、この水素水が、溜まった活性酸素の排泄する効能があると言われるようになり水素水が脚光を浴びた訳です。現代病の9割に関わっているのが活性酸素とも言われ、現代人の健康に関する関心の高さを象徴するように水素水が売れ出したのです。

水素水とは簡単にいうと、水に溶け込んでいる水素の量が多い水を差します。しかし、水素は水に溶け込みにくいので、相当な圧力をかけて、水に水素を押し込む訳です。金額の高さはこの製造過程によるものでしょう。

 

水素含有量と具体的効能の表示に対する疑問

この水素の量を表示する時に使われる単位はPPMです。ピーター、ポール&メアリーではありませんよ。(親爺ギャグで失礼しました。どうしても、言いたくなったもので)

そのPPMという単位で、「高濃度」と言われる商品でも水素の量は1.0から1.57%の量とされます。水素は空気に触れると溶けだしてしまうので、どれほど圧力をかけて高濃度にしても、開けた瞬間に飛んでいってしまう性質だそうです。

しかし、これについてはどの程度のロスになるのか、正式な見解が出ていないようなのです。それでは消費者が迷うのも当たり前ですよね。

因みに大袈裟でいうと、中には20、000PPMの水素含有量と謳うような商品も出回っているそうです。

 

伊藤園の「高濃度水素水」が脚光を浴びた訳

皆さんも重々ご承知のように、インターネットの出現で、我々の情報ソースは一変しました。このような世界では、消費者の注目度が商品の売買に影響を与える場合も多々あります。

そのような中で、このリニューアルした「高濃度水素水」に対し、消費者から疑問が湧き出たのです。その多くは、「還元性」から「高濃度」になり、どのような効果があるのかの明示がされておらず、「健康にいいですよ」といった雰囲気づくりだけのPRに問題があったようです。

リニューアルした「高濃度水素水」は200ml入りの水が7本という中途半端な数で、料金設定は1780円とされています。この値段が妥当な金額なのか、管理人には疑問です。

伊藤園としては、そのような消費者のクレームに関しても、認識していますが、行政による「表示法」の問題も絡み、具体的な表示が困難という発表をしているようです。

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まとめてみると、伊藤園が「還元性水素水」から「高濃度水素水」と名前を変えて販売した理由はよく解かりませんでした。(すみません)もし、水素の含有量が多いとしても、開けた瞬間にPPMが落ちるようでは、何を買っているのか分からないということにもなりかねません。

管理人の意見としては、もう少し、行政がしっかりした基準とその整合性を把握し、商品に対するきちんとした評価をすべきたと考えています。個人的には料金も高い水素水ですから、きちんとしたデータと効能が発表されるまでは、疑問が付く商品だと思っています。

それにしても、もっと安上がりに活性酸素を撃退する方法って無いのでしょうかね。

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