下町ロケット 真野(山崎)が明かす阿部・安田の内輪話

下町ロケット

大人気のドラマ「下町ロケット」が後半のガウディ計画に突入しました。5話の20%超えには並びませんでしたが、17%超とまだ高い数字で人気の証となっています。後半でのメインキャラの一人となる真野賢作を演じる山崎育三郎さんがインタビューで「下町ロケット」の魅力を語っています。

 

真野賢作を演じる山崎育三郎が語る「下町ロケット」の魅力

真野役を抜擢された山崎育三郎が語る「下町ロケット」の魅力の最大の要因は社長・佃航平の生きざまに対する共感だといいます。

山崎は、魅力に関して質されると、数多い魅力の中で、と付け加えるのを忘れませんでした。これに関しは誰も異存ないと思います。主演の阿部寛はまるで、そのままの佃航平ってイメージを持つ視聴者も多いのではないでしょうか。阿部寛が佃航平なのか、佃航平が阿部寛なのか、まるでそっくりで「どっちがどっち」っていう感じがします。それくらい、阿部さんがこの役にのめり込んでいることは間違いないでしょう。

 

その山崎さんが語った阿部さんと安田顕さんのやり取りで、面白い内輪話を披露しました。阿部さんも安田さんもユーモアのセンスがたっぷりで、なんとダチョウ倶楽部の「真似」が撮影に取り込まれていたそうなんです。

管理人は気付きませんでしたが、帝国重工の財前道生が佃製作所を訪ねてきて、製作所内を案内されるシーンだそうです。

試作品の製造を見せるシーンで社長が真野に頼むシーンです。しかし、部品供給に反対の立場から真野賢作は社長の命令に素直に応じず、社長自ら作業にあたるシーンです。結局、佃社長と山崎部長で「俺だってできる」「いや、私がやります」と押し問答をしていると真野が作業を自分がやると申しでたのです。

このシーンで阿部が「どうぞどうぞ」と言うとそれに呼応した安田も続いて「どうぞどうぞ」の連発で周囲の笑いをとっていたというのです。話を聞いていると、山崎さんの話からも、撮影現場の和やかな雰囲気が伝わってきますね。

 

阿部寛と安田顕の「漫才シーン」は別のところにあった

この財前道生の佃製作所訪問の前に、実はドラマ内で最高に笑えるシーンがあったのです。突然、帝国重工から知らせを受けた佃製作所では、巨大企業である帝国重工からの来客と知って大慌てとなります。

全員で、会議室を掃除したりして、体裁を取り繕うのですが、経理部長の殿村が社長にどんな経緯かを問います。

 

心当てのない社長は電話を受けた津野に誰が来るのか問います。津田が宇宙航空部の部長が向かっていると返答すると、佃が開発して水素エンジン用のバルブシステムではないかと山崎技術開発部長が反応します。

そうではないだろう、あっちはもう実験で成功したはずだ、と否定する社長に「失敗談を聞きにくるのでは」という山崎部長が考えを話すシーンです。

このシーンは何度見ても笑えます。山崎(安田顕)と阿部寛(佃航平)のぴったり決まった「漫才シーン」です。「社長の失敗の話を聞きにくるのでは。失敗を失敗として失敗しないように」と山崎が言うと「そう、失敗、失敗っていうなよ。お、思い出すだろう

聞いていた女性事務員の笑い声が響きます。

 

この場面は本当に愉快で、ドラマっていうより、本当にあったように演じられていました。ベスト・漫才シーンで大笑いさせていただきました。

こんなところにも「真野」さんが言う、佃航平、いや違った阿部寛さんの魅力があったのですね。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

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