砂の塔の犯人の最新予想は、刑事の津久井琢己(上杉柊平)の見立てによると、男女二人組の犯行ということです。若手刑事の津久井琢己は、何を根拠に「砂の塔」の犯人を男女二人組と特定できたのでしょう?津久井刑事の根拠を検証してみました。
砂の塔で津久井刑事が犯人と推定する男女二人組の犯行とは?
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砂の塔で、前田千晶ちゃんが入院する病院で、手掛かりを捜す若手刑事の津久井琢己ですが、千晶ちゃんの返答が曖昧なことに手を焼きます。
「君と一緒に居た犯人は男の人だった?女の人じゃないだね?」
という問いに、何ともはっきりしない千晶ちゃんを見ながら頭を抱える若手刑事の津久井琢己の脳裏を掠めたのは、ひょっとすると男と女の両方がいたので千晶ちゃんの答えがはっきりしないのかという推測でした。
そして、津久井は、もしやと思い、千晶ちゃんに質問してみます。
「もしかして、男と女の二人いたってこと?」
すると、思いがけなく千晶ちゃんは、首を縦に振ったのです。
しかし、そこまでは、偶然に千晶ちゃんとの会話から、犯人の最新予想は男女二人組という発想が出てきたに過ぎません。もう少し、根拠が必要ですよね。
砂の塔で津久井刑事が犯人と推定する人物は山梨の朝霧村と関係あり
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砂の塔で、津久井刑事が最新予想で犯人と推定する男女二人とは、山梨に関係があるのではないでしょうか。すでに、ドラマでは津久井刑事の発言で、前田千晶ちゃんの発見された場所から半径10kmの捜査は終わっていて、何も発見されませんでした。
ところが、ベテランの荒又刑事が、千晶ちゃん発見現場から20kmに朝霧村という事件と関係がありそうな寒村を見つけ出すのです。
その朝霧村という山村には、かつて認知症患者のためのグループホームがあったのです。この認知症患者を受け入れる施設にこの事件の謎が隠されているようです。
ここからは、管理人の大胆な推測となりますが、男女二人組とは男は生方航平(岩田剛典)で、もう一人の女性とは生方航平の母親なのではないでしょうか。
ドラマ「砂の塔」では、連続幼児誘拐事件がテーマですが、ハーメルン事件とも呼ばれる今回の事件、幼児は事件に巻き込まれてはおりますが、まだ犠牲者は出しておりません。
おそらく、生方航平は母親思いで、悪意から起こす犯罪ではなく、事件に加担する生方航平の母親は、同じグループホームに居る認知症の老人たちのために、子供たちを集めて楽しい暮らしを願ってやった犯行なのではないでしょうか。
山梨にあったという認知症の施設では、老人たちと子供たちの姿が確認されるはずです。そして、そこにある姿は生方航平と母親が寄り添う二人なのではないでしょうか。「砂の塔~知りすぎた隣人」は、悪意に満ちた犯罪ドラマではなかったのです。
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