信長燃ゆ 視聴率は東山紀之、中島、神山、白鳥羽純の出来次第

信長燃ゆ

信長燃ゆ」の放送を今晩に控え、時代劇の視聴率で日本人の歴史に対する関心度が計れるように思います。テーマは明智光秀による「本能寺の変」ですから、日本史最大のミステリーの一つであり、信長演じる東山紀之は、「はまり役」と言ってもよく、共演する中島裕翔、神山智洋、そして若草の君のキャスト、白鳥羽純の出来栄えは視聴率に貢献しそうです。

 

「信長燃ゆ」の視聴率次第で消える可能性の新春時代劇

このお正月の風物詩とも言える、テレビ東京の「新春時代劇」は、古くは1970年代後半まで遡る歴史ある番組です。当時の社長だった中川順氏の肝煎りで社運を賭けて始まった当初は(覚えていらっしゃる方もいるでしょう)「12時間超ワイドドラマ」として、元旦二日に12時間という超ロングな番組だったのです。

初回は1979年、仲代達矢主演で「人間の条件」が放映され、翌年は中村錦之助に主演が変わり、吉川英治原作の「宮本武蔵」が放送されました。これは、昭和36年からシリーズとなった東映映画を「巌流島の決斗」まで、一挙に5本連続で放送したのです。実は管理人は子供の頃父に連れられ、映画館でこのシリーズを全部見ているのです。中村錦之助、最高でしたね。(年がバレますね。笑い)

そして、この企画が大好評で、翌年1981年から、テレビ東京はオリジナルの番組制作を始まり、今日に至りました。

 

流石に時代も変わり、流石に12時間番組は形を変えざるをえずに、2001年の10時間ドラマに変更を機に、2010年にはデジタル化も進み、チャンネルの変更、それまでの12から7へ、に伴い7時間ドラマに短縮され、2014年と2015年、つまり一昨年と去年は5時間まで短縮されてしまいました。番組名も「新春ワイド時代劇」と変更されていました。

今年は、さらに時間枠が3時間に短縮されてしまい、それに伴い番組名も「新春時代劇」へと変更されました。時代の変化と共に、企画は編成が変更になることは致し方ないことですが、このままではテレビ番組から「時代劇」が消えてしまうかも知れません。何としても東山紀之を始め、中島裕翔、神山智洋、白鳥羽純の若手には頑張ってもらい、視聴率に貢献して欲しいところです。

 

東山紀之は実績十分、中島・神山・白鳥羽純の演技が視聴率に貢献するか?

正月の風物詩「新春ワイド時代劇」から「新春時代劇」に変わり、放送枠も5時間から3時間ドラマに短縮されたのは、非常に残念に思う管理人です。何故なら、映画やドラマには、「長編」でないと、全ストーリーを追えない物もあるからです。

時間が短縮されると、どうしてもカットされてしまう場面が多くなり、大筋、つまりはあらすじだけで進行してしまう恐れもあり、十分な描写ができなくなり、大味なドラマに成り下がってしまう危険性も含んでいると思うのです。

 

ですから、今回の「信長燃ゆ」も「本能寺の変」の一年半前からというストーリー展開になる訳ですが、本来なら、織田信長が、どのような視点を持ち、安土城建築まで至ったのかという流れは不可欠に思えるのです。例えば、信長が始めたとされる農兵分離による専門の戦闘集団を作り上げたのが、すでに「天下取り」を目指していたのか、或は防衛的目的で始めたのか、など過程でもいろんな解釈でドラマ作りができると思うのです。

織田信長のキャストを務める東山紀之は、経歴も十分ですし、すでに時代劇の実績で実力は証明済みです。もしかすると、「信長燃ゆ」のメインテーマは、信長と朝廷の勧修寺晴子の「恋愛物語」とするつもりなのかも知れませんね。

森蘭丸と坊丸(森長隆)兄弟が出てきますが、実は一緒にもう一人、坊丸の下に森力丸(長氏)という弟が居て、本能寺で一緒に討ち死にしているのです。管理人としては、中島と神山を起用したのですから、もう一人、力丸のキャストを加えた方がより視聴率に貢献できたのではないでしょうか。

 

そして、大きな期待を寄せているのが、X21のメンバーである、白鳥羽純ちゃんです。誠仁天皇の「妻」という形で登場しますが、白鳥羽純はまだ16歳です。オスカープロモーション所属で、第13回全日本国民的美少女コンテストのファイナリスの一人で「演技部門賞」の栄冠に輝いた少女なので、思い切り親王の「お気に入り」を演じて欲しいと思っています。是非、この「信長燃ゆ」で大ブレイクを果たして、視聴率に貢献してブレイクして欲しいと願っています。

これからのドラマの世界で「時代劇」が生き残れるのか、この若手の活躍が絶対に必要条件となるのではないでしょうか。

信長燃ゆ」の高視聴率を期待しています。放送は、今晩2日、午後9時から、テレビ東京系です。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

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