低迷が続いているドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」の低視聴率に改善の兆しが出てきました。3話で第一章が終わり、4話から第2章に突入しましたが、明らかにドラマのピッチは変わりました。連続誘拐事件の犯人は佐々木弓子(松嶋菜々子)を匂わせていた3話までから、お兄ちゃんの和樹に犯人説が登場するなど新展開で視聴率改善に期待度がアップしています。

砂の塔
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砂の塔~知りすぎた隣人 低視聴率は1~3話のバランスの悪さ

砂の塔キャスト一覧 タワーマンションサスペンス主演に菅野美穂 >

9.8% > 9.6% > 8.6%

上記の数字が示す通り、1話から3話まで順調に?右肩下がりの「砂の塔」の視聴率です。しかも、10%の二桁は出ておりません。

金曜ドラマ(週末)、菅野美穂主演、松嶋菜々子の悪役、ミステリーサスペンスなど、期待値はかなり高かったようですが、数字を見ると低視聴率でこれまでの処、惨敗という感じがしますね。

芸能メディアや視聴者のコメントなどを総合すると、期待を裏切ったのが脚本にあることは歴然です。その原因は、ストーリーのバランスの悪さがすべてではないでしょうか。

ママ友
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番組の謳い文句にあったのが、ハーメルン事件を模した「連続幼児誘拐事件」と「タワマンのママ友関係=いじめ」が、「怖さ見たい」を誘発するキーワードでありましたが、1話から3話まで、連続誘拐事件の取り扱いは劇中に登場するワイドショー程度で、捜査の様子を少し映しただけです。

他のシーンのほとんどが、タワーマンションに住む限られた家庭の主婦たちによる「ママ友交友」、そのほとんどが「いじめ」のシーンでした。

このバランスの悪さが低視聴率の最大の要因になったのでしょう。実は管理人も正直言って、1話から「いじめ物語」には辟易していて、2話終了くらいでリタイヤも考えていたくらいです。

 

砂の塔~知りすぎた隣人 4話から軌道修正か?突然の第一章終了

< 砂の塔歌詞 主題歌はイエモンのオリジナル書下ろしゴキゲン! >

砂の塔3話終了時点で不思議なことがありました。突然、「第一章終了、次週から新展開」なる予告が表示されたからです。

奇妙な感じがしたのは、それまでの第一章が何だったのか、よく分からなかったからです。第一章で、何が終わったのか、さっぱり分からずに「第二章突入」ですからね。

全体的な流れから察するに、制作サイドが低視聴率を改善すべく、テコ入れするために区切りを付けたということでしょうね。

ハーメルン事件
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これは、ある意味、成功したのではないでしょうかね。事実、4話ではママ友の映像は前3話よりも少なくなっていて、子供たちを動物園に連れて行く、出かけるシーン程度に収まっていました。

後に幼稚園から姿を消した娘のそらを探しに高野亜紀が佐々木弓子のマンションに押しかけ、無理やり部屋に入り込むシーンが出てきます。中にはママ友が教室でやって来ていましたが、その程度で済みました。(笑)

このように、高野亜紀がママ友と絡むシーンであっても、状況は外からやってくる程度ならば許容範囲ですが、一緒になってパーティーをしたり、イベントに担ぎ出されるシーンがメインになると重過ぎます。

娘のそらが見た弓子おばちゃんの部屋にあった多数のモニターTVと子供のおもちゃがどこへ行ったのか分かりませんが、年の離れたお兄ちゃんが、反抗期という理由なのか、二重人格なのか、連続誘拐事件の犯人の可能性を示唆する展開には、多少、視聴者の興味が上向くのではないでしょうか。

 

砂の塔~知りすぎた隣人 4話以降の修正で問われる脚本家の実力

砂の塔キャスト田中直樹(ココリコ)が高野健一役で菅野美穂と夫婦に >

砂の塔は、すでに見てきた通り、1話から3話までのバランスの悪さは証明済みです。しかし、4話から軌道修正したことで、低視聴率には一定の歯止めがかかるのではないでしょうか。3話の8.6%を超えるかどうかはともかく、4話を見た限り、5話以降につながった感じがしました。

内容的には、予想はできたことですが、佐々木弓子の部屋にあった監視モニターや子供のおもちゃが無くなっていたことは、後で明らかにして欲しいですね。

佐々木弓子宅
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お兄ちゃんの高野和樹(佐野勇斗)に連続誘拐事件の犯人説の疑惑が出てくるようですが、おそらくこれはダミーでしょう。

オリジナルドラマなので、どのような展開になるか、まったく想像もつきませんが、すでに佐々木弓子の所業をあそこまで映しているのですから、このまま「犯人=佐々木弓子」で展開して欲しいですね。

まったく別のキャラが誘拐犯で出てくるとなると、白ける結果となると思います。残りの話数で、脚本家の実力が試されるのではないでしょうか。

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。