第5話で遂に視聴率も20%を超え、「下町ロケット」の人気も断トツです。阿部寛キャストの佃航平率いる佃製作所の顧問弁護士田辺にキャストされた阿藤快さんの突然の訃報は関係者を大変驚かせませました。

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ドラマでは佃製作所の顧問弁護士・田辺ですが、きっと天国から「下町ロケット」を最後まで見守ってくれているでしょう。哀悼の意を込めて、「下町ロケット」のキャストの思い出なども含め阿藤快さんを偲びます。

 

阿藤快と阿部寛は20歳違いで社長と顧問弁護士キャスト

下町ロケットでは主人公の佃航平の会社である佃製作所の顧問弁護士を務めたのが阿藤快さん演じる田辺弁護士です。

田辺弁護士は佃航平の父親の代から佃製作所の顧問弁護士ということで、実際の阿藤さんの年齢(享年69歳)が18歳違う阿部寛とは絶妙なキャストだったように思います。

51歳の阿部寛さんは、丁度、脂の載っている年代の社長役で、そして阿藤さんが年配の顧問弁護士、ドラマの中でもリアルでした。

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佃航平たちが、田辺事務所に相談に上がったシーンでは、阿藤さんが「こういう裁判は難しいんだよね」と一般論で予防線を張るところも名演技でした。

阿部寛さんは共演した阿藤快さんについて、ドラマに出てくるセリフに専門用語が多いので、苦労していたと思い出話を語ったそうです。一寸見、厳つい顔付きの阿藤さんは、新人の頃は悪役ばかり周ってきたと言いますが、下町ロケットの田辺弁護士役はピッタリでした。

 

阿藤快とピーター(池畑慎之介)の法廷シーンも名キャスト

佃製作所の顧問弁護士・田辺を演じた阿藤快さんと原告のナカシマ工業の顧問弁護の中川京一のキャストを務めたピーターこと池畑慎之助さんの法廷でのやり取りも名場面でしたね。

大企業ナカシマ工業の画策は当然ながら、中川京一にとって有利な展開です。しかも、特許侵害というのは、元々ナカシマ工業側が仕組んだ訴訟ですので、佃製作所の代理人・田辺弁護士は「受けて立つ」立場です。

知的財産の専門家ではない田辺弁護士のオタオタぶりを演じた阿藤快さんが思い出されます。この法廷でのシーンもまだ目に焼き付いていますが、この対応が佃製作所の航平や経理部長・殿村や技術部長の山崎の心証を悪くしてしまい、「この訴訟は荷が重いのでは」という流れを作ってしまいました。

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ナカシマ工業の代理人、中川京一が佃側に尋問するたびに「裁判長、次回お答えします」の連発のシーンでは池畑演じる中川弁護士と阿藤快演じる田辺弁護士の優勢、劣勢が実によく演じられていて法廷での名場面の一つでした。

亡くなった阿藤快さんについて、ドラマで共演したピーターは、大汗をかく阿藤さんを心配していたそうです。

69歳という年齢ですから、体の不具合は自然なことかも知れません。

阿藤快さんは学生時代に弁護士を目指していたとそうで、田辺弁護士役は名キャストでした。きっと、天国から「下町ロケット」を応援してくれているでしょう。哀悼を込めて合掌。

 

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