ドクターX第5期第5話将棋棋士あらすじと寄生虫有鉤条虫の解説
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★【閲覧注意】ドクターX実在!脳を食う虫~有鉤条虫~第5期シリーズ5話あらすじと生豚肉寄生虫詳細。
【おことわり】あらすじ自体は大丈夫ですが、
あらすじの後【閲覧注意】からは寄生虫の解説があります。
キムチや豚肉などが食べられなくなってしまうかもしれない
のでご注意下さい。(寄生虫の有鉤条虫に感染しないようにするためにする
対処法・気を付けるべきことも解説しています
ドクターX第5期シリーズの第5話あらすじ
将棋AIロボット「マングース」と対戦していた
将棋の棋士「五反田五郎五段」が
対局中に突然手が震え、将棋盤に倒れこみ、
そのまま入院となりました。
ちなみに、この棋士は日本将棋界屈指の
若手棋士とのこと。
ブームとなった藤井聡太四段を想像された方も
多かったことでしょう。
緊急のカンファレンス(医師による、患者の
今後の処置を決める討論会)にて、
CTスキャンなどの検査の結果などから、
ポッカリと脳に穴が見えていたため、
原発性脳腫瘍または転移性脳腫瘍では
ないかとの見解が示される。
ところが、
日本医師倶楽部会長である、内神田(草刈正雄)
の思惑により、
国内の病院に広めて利権を獲得するために、
試験的に導入された
AI診断システム(最先端人工知能システム)
「ヒポクラテス」によると、
「脳膿瘍」の診断が濃厚とのこと。
また、その緊急カンファレンスに参加
していた、人間のカンを持ち合わせた
天才医師の大門未知子(米倉涼子)は、
脳のCT画像を見て、何か違和感を覚え、
AIの診断に異議を唱える。
なかなかその違和感の原因がわからなかった。
それから、少々時間が経ち、
将棋の棋士「五反田五郎五段」は、
意識を取り戻し、
病院を抜け出して、とある
焼き肉屋へこっそり食べに行っていた。
その焼き肉屋は、将棋の重要な勝負の前に
ゲン担ぎとして行っていたお店だ。
大門先生が、誰もいなくなった病室に
残されていた本から、五反田五郎五段の
行きつけの店を特定し、かけつける。
店内に入り五反田五郎五段を見つける。
そこで五反田五郎五段は、豚肉を
かなりレアな生の状態で食べていた。
ぴきーんと、大門が何かを思いつく。
腕にある絆創膏の傷も手掛かりの一つである。
大門先生は、最近の海外渡航経験を聞き出す。
すると、五反田五郎五段は、最近海外へ
行っていたという。
大門は、その時現地で【生で豚肉】を
食べなかったか?と問う。
大門のカンのとおり、五反田五郎五段は、
海外にて生で豚肉を食べたという。
そこで、大門は、腕の傷の他、
腰にも同じような盛り上がったデキモノを
見て、ある病気に間違いないと確信する。
緊急で手術を行う必要が
あると伝え、五反田五郎五段を病院に
連れていく。
AI診断システム(最先端人工知能システム)
「ヒポクラテス」によって、
五反田五郎五段の病気が確定したと
記者会見が行われている裏で、
大門は、五反田五郎五段のオペを行っていた。
ある病気というのは、恐ろしい寄生虫が引き起す
【有鉤条虫症(ゆうこうじょうちゅうしょう)】
であったのだ。
有鉤条虫というのは、
【サナダムシの1種】で、人間に寄生すると
とても悪さをする寄生虫である。
この有鉤条虫というのは、寄生虫の一種で、
主に胃や腸に寄生し、成虫は体調2~3メートル
にもなる。
大きいものでは15メートルのものもあるのだとか。
また、この有鉤条虫という寄生虫は、
体の至る所へ移動し、
下手をすると手や腕、顔・眼や脳の中まで
入り込んでしまうこともあるのです。
脳のCT画像にて確認できていた、
ポッカリ脳にあいた穴(影)は、
実はこの有鉤条虫という寄生虫が
悪さをしていた証だったのです。
大門は、この寄生虫を手術により取り除き、
将棋の五反田五郎五段は
無事一命をとりとめました。
大門の手術料+高級メロンの請求は、
お約束の1000万円。
今回、大門には依頼していないし、
勝手に手術したんだから、
びた一文出すつもりはない!と
必死に抗戦するが、
普及させようとしていたAIが
誤診をしたことや、
下手をしたら、今話題の若手棋士の
手術が失敗し、命を落としていたかもしれない。
逆にゼロを1~2個追加したいくらいだと、
痛い所をつかれ、なくなく了承したのでした。
めでたし、めでたし。
いやー、脳に寄生する寄生虫、恐ろしいですね。
調べてみると、
この【有鉤条虫】という寄生虫、実際に存在して、
時に、脳まで侵入して、穴を空け、
第5話のドクターXのお話のように、
意識を失ったり、手足がしびれたり
することもあるのだとか。
体の至る所へ移動して、悪さをするので厄介です。
以下、【閲覧注意】寄生虫や、キムチ・豚肉などの
解説があります。ご注意ください。
ドクターX第5期第5話将棋の棋士「五反田五郎五段」を蝕んでいた寄生虫の【有鉤条虫】とは?
有鉤条虫症の、
【有鉤】とは、鉤が有るという意味で、
【鉤】とは、「かぎ」とよみ、先の曲がった棒状の
器具のことであり、フックの事である。
ハンガーの引っ掛ける部分や
釣り針などのようなものになります。
そのため、この寄生虫は、胃や小腸・大腸等に
引っかかって体内に入り込んでいってしまうため、
厄介な寄生虫なのです。
ブタ、イノシシの筋肉に主に寄生する寄生虫ですが、
羊や鹿、犬、猫、ネズミ、牛や人にも感染します。
ヒトの場合は主に小腸に寄生します。
人の感染源としては、生きている有鉤条虫を、
充分な加熱や冷凍を行わずに食べた場合に
感染することが多いが、虫卵の状態で食して、
体内でふ化する場合もある。
東京都福祉保健局HPによりますと、
★生あるいは不完全調理の豚肉。
★虫卵に汚染された食物や水。
★輸入キムチが原因と思われる症例が
報告されています。
とのこと。
ん?キムチ?
調べてみると、過去に韓国でキムチが汚染されていて
大問題になったことがあったようです。
どうやら、原材料や加工の過程で入り込んだようです。
家畜のフンなどで汚染された海でとれたのか、
家畜のフンで養殖・栽培した海産物や野菜などの原材料
を使用したのか分かりませんが、ちょっと怖いですね。
原材料の時点から衛生管理をしっかり徹底したキムチ
なら良いかもしれませんけど。
日本のスーパーで売られているような商品なら、
しっかり抜き打ち検査もやっているはずなので、
あまりそのようなキムチにあたることはないとは
思いますが、
輸入している業者さんやスーパーなどでは、海外輸入の
キムチは結構売れ行きが落ちているようです。
最近パッケージを見たのですが、「国産国内」を
強調しているキムチが結構あって驚きました。
予防方法ですが、東京都福祉保健局HPによりますと、
★豚肉をマイナス5℃で4日間、マイナス15℃で3日間、
マイナス24℃では1日冷凍すれば、
嚢虫を死滅させることができます。
★豚肉の生あるいは不完全調理での摂食は避けます。
★海外流行地では生水、生野菜の飲食を避けます。
とのことでした。
お断り:初め有鉤嚢虫の画像をきちんと掲載しようと思いましたが
あまりにもグ〇いので、拡大画像の掲載をやめました
縮小画像はこちら
どうしても閲覧されたい方は、以下のリンクから
★ヤフー画像検索「有鉤条虫」
★google画像検索「有鉤条虫」
みなさんも気を付けて下さいね。
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