砂の塔~知りすぎた隣人 ハーメルンの笛吹き男は生方航平なの?

砂の塔~知りすぎた隣人

砂の塔~知りすぎた隣人3話では、ハーメルンの笛吹き男よろしく、危うく高野そらが誘拐されそうになりました。犯人の男は佐々木弓子と揉み合いになり逃げました。ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」のハーメルン事件と犯人と思しき佐々木弓子、そして共犯の可能性がある生方航平の関係を精査してみます。

 

砂の塔~知りすぎた隣人 核になる「ハーメルンの笛吹き男」とは?

砂の塔キャスト一覧 タワーマンションサスペンス主演に菅野美穂 >

ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」における「ハーメルン事件」とは、史実に残るとされる伝承から、記録に残されたドイツ・ハーメルン地方に伝わる民話で、有名なのがグリム兄弟です。

物語を簡単に説明すると、「13世紀ごろ、ねずみの繁殖で困っているハーメルンの町に、一人の男が現れ、報酬を引き換えにねずみ退治を約束します。男は笛を吹きながらねずみを誘き出し一匹残さず町を流れる川に中で溺死させ退治しました。しかし、村人たちは約束を破り報酬を払わなかったので、一度町を出た男が舞い戻り、笛を吹きながら町中の子供たちを町外れの山腹に誘い出し、洞穴の中に入っていき、二度と出てこなかった」という物語です。

 

 

この話はバージョンに依っては体の具合が悪い子供が残されたとしてありますが、その辺はさほど意味はないようです。大きな概要は約束を守らなかったハーメルンの村人が笛吹き男から仕返しされる物語です。

 

砂の塔 佐々木弓子の謎の行動と生方航平の共犯の可能性?

砂の塔キャスト一覧 タワーマンションサスペンス主演に菅野美穂 >

タワーマンション近辺で起こる連続誘拐事件ですが、謎の行動をとる佐々木弓子の「犯人説」は、冒頭から始まります。連続誘拐ということが「ハーメルン事件」と呼ばれる理由となっているのでしょうね。では、いったい誰がその笛を吹いているのでしょうね。

高野健一と亜紀が子供たちと引っ越してきたタワマン25階は、上層階に属しています。高野一家の真上に住む佐々木弓子は、CCTVのモニタールームを備えていて、タワマン住民の言動を監視しています。

 

第1章の最後、3話ではハロウィンパレードから連れ去られた高野そら(稲垣来泉)を男から連れ戻した佐々木弓子でした。しかし、これはまだ序章であって、この後、まだ別の企みがあるようです。

ここまでの展開で分かるように佐々木弓子の行動が「謎」とされるのは、何故CCTVが部屋に備えてあるのか。そして、一度、「男」が高野そらを連れ出してスーツケースまで用意してあったのに、そらを連れ戻したのか、という点です。

そこで、浮上するのが生方航平の犯行説です。3話で登場する誘拐犯の男が、最初は生方航平ではないかと思われましたが、航平は居酒屋で酔いつぶれており、高野亜紀に引き取られていました。高野そらが連れ去られたのは、その隙を狙ってのものでした。

物語が難しくなったのは、そこへ現れた佐々木弓子が、いったんは高野そらを連れ戻しているからです。しかし、「ハーメルンの笛吹き男」には、男が登場しますので、生方航平の共犯説は「まだ活きてる」と考えられるのです。しかし、その動機と弓子との関連性はまったくの謎のままです。

 

砂の塔~知りすぎた隣人 この後の展開と佐々木弓子と生方航平の共犯説

砂の塔キャスト一覧 タワーマンションサスペンス主演に菅野美穂 >

砂の塔は、まだ3話、序盤を終えたばっかりで、この後の展開がまったく読めません。しかし、用心深かった高野そらの佐々木弓子に対する態度が、差し出された手をつないだことで徐々に軟化しているのが読み取れます。

佐々木弓子が高野亜紀の娘、そらを標的としていることは明らかでしょう。数多くいる子供たちの中で、唯一人、高野そらに狙いを着けたとすれば、その動機が明らかにされなければなりません。

 

砂の塔4話では、「おばちゃん」佐々木弓子に慣れたそらが、一人で佐々木弓子の部屋を訪ねるようです。いったい、弓子の目的とは何なのか、そして共犯者がいるのか、連続誘拐とどういう関係にあるのか、その辺がみどころとなってくるでしょう。

連続誘拐に関与しているとすれば、生方航平の共犯説も可能性が出てくるでしょう。「ハーメルンの笛吹き」は、生方航平なのでしょうか?

ママ友たちの主婦連中に恨みがあるのかも知れません。越してきたばかりの高野一家に佐々木弓子から恨みを買う理由はありません。その辺の関連は4話辺りから分かってくると思われます。

局面が新たな展開に踏み込む砂の塔4話は、絶対に見逃せませんね。

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました