砂の塔はタワーマンションが舞台となるサスペンスドラマです。ホラン千秋がキャストを演じる尾野綾香は、そんなタワマンのローフロア(低層階)の住民です。驚くなかれ、タワーマンションの住民の間では、住む階層によってピラミッド型の社会通念が存在し、差別や力関係などが住民の生活を支配していたのです。
砂の塔でホラン千秋が低層階ローフロアに住む尾野綾香を熱演
砂の塔~知りすぎた隣人でホラン千秋がキャストとなる尾野綾香は27歳で、同じタワーマンションの低層階(ローフロア)に住む住民です。
多くの方がご存じのように、タワーマンションに限らず、高層ビルでは、建物の上部階へ行くエレベーターと低階層の階へ行くエレベーターが分かれています。中には中階層へ行くものに分かれている場合もあります。
テナントビルなどでは、それほど意識されることはないのかも知れませんが、ホラン千秋の演じる尾野綾香の住むタワーマンションは、2階からすべてが住居用のフロアになっているようです。
そんなこともあり、低層階に住む尾野綾香は、エレベーターを利用する度に、高層階へ行く住民たちを意識する劣等感に襲われるようです。このような心境では、相手がどのように思っているか議論する以前に、すでに「劣等感」に蝕まれている状態といってもよいですね。
27歳の尾野綾香を演じるホラン千秋が、どのような役柄を演じるのか、ちょっと興味深いキャストとなるのではないでしょうか。
砂の塔で低階層の住民尾野綾香のキャストを演じるホラン千秋とは?
砂の塔で、低階層のタワマン住民、尾野綾香を演じるホラン千秋とは、父親がアリルランド人と日本人母親の間に生まれたハーフで、14歳からアミューズに所属するタレントです。
青学の文学部(英米文学科)を卒業しており、大学在学時代に留学したオレゴン州立大学で舞台を専攻した経験があります。
帰国後挑戦した民放のアナウンサーの試験は全部、不合格でしたが、2011年にキャスターの仕事が来るようになり徐々にブラウン管に登場するようになりました。
17歳の時、「魔法戦隊マジレンジャー」のナイ役でドラマ初出演したホラン千秋ですが、アナウンサー試験には受からなかったものの、キャスター(NEWS ZERO)の仕事や、バラエティ、CMなどと幅広いジャンルで活躍しています。
ホラン千秋のちょっぴりユニークなエピソードは、ハーフという出自のせいか、リサ・アンダーソン役(キャビンアテンダント刑事〜ニューヨーク殺人事件〜:フジテレビ)や、マリー役(大使閣下の料理人:フジテレビ)など、外人役のオファーもあることですね。
今回の「砂の塔」ではローフロアの住民という立場でのキャスト、尾野綾香を演じることになるホラン千秋ですが、「タワマン村」の女性住民たちを相手にどのように折り合いを付けながらタワーマンションの暮らしを表現してくれるのか、楽しみな役どころとなりそうです。
タワマンで受ける「差別」とは、案外ホラン千秋自身が受けたこともある「差別」かも知れませんね。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
コメント