IQ246の視聴率が発表され、初回1話の視聴率は13.1%と好調のスタートを切りました。土屋太鳳が同局TBSのオールスター感謝祭で、赤坂ミニマラソンに出場し、激走の末、涙の番組宣伝が功を奏したと話題になっています。
IQ246~華麗なる事件簿~ 凌ぎを削る各テレビ局の視聴率争い
< IQ246キャスト一覧まとめ 織田裕二主演のコミカルミステリー >
特別にIQ246だけではなく、各テレビ局はドラマの視聴率に凌ぎを削っています。一番の大きな要因は、やはり視聴率がスポンサー獲得に大きく影響するからでしょう。
しかし、時代も変わり、十年前や二十年前の視聴率の数字比べはほとんど意味がなくなったともいえる現在、ドラマの期待できる視聴率は年々下落を辿っていますね。
芸能欄の記事を読んでいましても、二桁取れれば、「まずまずの評価」というのも頷けるところですが、今回の日曜劇場「IQ246~華麗なる事件簿~」も、そういう意味では、まずまずの好スタートを切ったといえそうです。
IQ246に和藤奏子役で出演中の土屋太鳳が、TBSのオールスター感謝祭で赤坂ミニマラソンを激走し、番組宣伝を行って話題となったそうですが、あらゆる手を尽くして、視聴率を上げる努力が見てとれます。
発表されている中では、今クール、上位にはシリーズ化した人気ドラマに強いテレビ朝日の「ドクターX」と「相棒15」が1、2位を独占しています。それに次いで3位をキープしたIQ246は、今後の展開が楽しみといえそうです。
IQ246~華麗なる事件簿~ 直前の日曜劇場視聴率と比べてみると・・
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通常、1クール10話程度になることが多い連続ドラマですが、IQ246は、安定した視聴率を確保できるような気がします。
あまり色んな数字を出して比べても前述した通り、意味がありませんから、前クールの日曜劇場と比較してみましょう。
前クールの寺尾聡が主演の「仰げば尊し」は、全8話のドラマで初回の視聴率は11.4%でした。そして、全平均の視聴率は10.5%でしたので、この単純比較では、グッド・スタートと言えると思います。
その前のクールでの日曜劇場は、「99.9 -刑事専門弁護士-」で、松潤こと人気グループの嵐の松本潤が主演で、高い視聴率となりました。
「99.9 -刑事専門弁護士-」の視聴率は初回が15.5%のスタートで、全10話の平均視聴率も17.1%と、昨今のドラマ視聴率としては群を抜いていました。
IQ246の視聴率が今後どのように推移していくのかは予測できませんが、1話を見た感触では面白いドラマになると感じました。
予測は難しいですが、初回の1話を「ご祝儀」と考えると、第2話の視聴率が今後の動きを判断する貴重な参考になると思います。
IQ246 安定した視聴率を取れる要素があるIQ246
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IQ246が安定した視聴率が取れそうな要素として、日曜劇場という枠が挙げられるのではないでしょうか。古くは1956年から、「東芝日曜劇場」の名前で放送開始され、当時は東芝一社の提供でした。
現在の連続ドラマのスタイルとなったのは意外と新しく、93年の「丘の上の向日葵」からです。そして、長年単独スポンサーを続けてきた東芝は2002年の9月までで降りたため、「東芝日曜劇場」の看板は取り下げることになりました。それ以来、スポンサーは複数となり、現在に至ります。
いずれにしても、この日曜劇場という歴史ある枠は、多くの視聴者に認知されていて、放送時間が日曜日の午後9時からという手頃な時間帯の放送で、視聴率安定に欠かせない要因といえるのではないでしょうか。
最初は日曜劇場でミステリーサスペンス?と疑問も湧きましたが、IQ246の1話を見る限り、只のミステリーではなく、法門寺沙羅駆という奇想天外なキャラクターが活躍するコミカルなドラマに仕上がっているようで、十分に家族で楽しめる内容といえるでしょう。
人気俳優の織田裕二をはじめ、若手人気女優の土屋太鳳や、「あさが来た」でブレイクしたディーン・フジオカ、中谷美紀、宮尾俊太郎や元宝塚の真飛聖など、脇役俳優陣の豪華さなども、安定した視聴率に寄与するはずです。
個性的は俳優がそれぞれ特徴のあるユニークなキャストを演じるIQ246~華麗なる事件簿~は、まだ始まったばかりです。今後の展開が非常に楽しみです。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
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