バカリズム「下町ロケット」の横田役の演技と評価?

下町ロケット
ガウディ計画

バカリズムが演じる下町ロケット「ガウディ計画」の横田信二の演技が高い評価を受けています。元々、演劇の学校で映画を勉強していたとあってバカリズム作りが惜しみなく出ている下町ロケットです。

 

バカリズムの役作りと演技

佃製作所から企業秘密を横流しした中里淳が入社したサヤマ製作所で、元々人工心臓のバルブ弁の開発担当だった横田信二。バカリズムがキャストの横田信二はその開発が成功できずに、窓際に追いやられることになってしまいます。少し難しそうなどころですよね。

小泉孝太郎演じるサヤマ製作所・社長の椎名直之の期待に応えられなかった横田でしたが、担当を外されたバルブ弁の開発に不具合があったのではないかとの疑念を抱き、同僚の中里にデータをチェックするように働きかけます。すでに担当外となっている横田はデータへのアクセスができないからです。

サヤマの開発室での、横田と中里のヒソヒソ話も結構リアルでしたね。元々、下町ロケットにおける開発チーム?である伊與田英徳プロデューサーと演出の福澤克維のコンビの撮影技法である俳優のアップシーンですが、バカリズムはそのアップに耐えうる顔をもっています。

現在40歳のバカリズムは本名、升野英知といい、お笑いコンビ「バカリズム」を松下敏宏と結成していましたが、コンビ名をそのまま芸名として使い、今は一人で活動している訳です。

肩書も「お笑い」の他、作家、脚本、ナレーターと幅広い活動をしているバカリズムですが、今回の下町ロケット出演で、者としての「地位」をがっちり確立したと言えるのではないでしょうか。

バカリズムの無表情の演技は、劇中の横田信二にぴったりでした。改めてバカリズムの表現力には感心させられたシーンです。

 

バカリズムが第二の「浅木捷平」でオイシイ役?

前半のロケット編では、取引相手となる帝国重工の富山開発主任から嫌がらせ的な予備審査を迫られ、最後の燃焼試験で真野賢作が仕込んだ不良品の混入でテスト失敗となります。そして、その事実が発覚したことで、社長の佃航平は正規の製品でのテストのやり直しを帝国重工側に求めるのですが、富山は認めません。

その大苦境を救ったのが、帝国重工の開発部にいた若手エンジニアの浅木捷平だったのです。予備審査で佃製作所の技術の高さを実際に目にしている浅木捷平は、上司の富山の上の上司、宇宙航空部部長の財前道生に連絡して、佃製作所に活路をもたらしました。若いエンジニアですが、しっかりした「目」と「心」をもった素晴らしい人間がいたのです。

ガウディ計画がいよいよフィナーレを迎えようとしています。そして、どうやら、後半のガウディ計画での、「第二の浅木捷平」とも言える人物となりそうなのが、バカリズム演じる横田信二です。美味しいとなるのでしょうか?

散々、卑劣な手法で苦しめられた佃製作所とチーム・ガウディですが、上司・山崎部長の設計図を盗み出しサヤマ製作所に転職した中里の仕業でアイデアが日本クラインに流れたとみるや、医療ジャーナリストの咲間倫子と佃航平たちは、椎名直之社長を直撃したのです。

開き直り、咲間倫子を「売名行為」と切って捨て、「証拠を見せろ」と息巻く椎名直之に対し、「宣戦布告」するガウディチームです。

いよいよ、最終回となる次週の下町ロケット、どうやらこの攻防の一番のキーマンとなりそうなのが、バカリズムの演じる横田信二になりそうです。

悪徳社長の椎名直之が破れるシーンと共に、バカリズムの正義感が発揮されるシーンは視聴者を熱くさせること間違いなさそうです。

最終回は、20日の午後7時から、2時間スペシャル(未放送エピソード版)の終了後、9時から25分の拡大延長で放送予定です。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

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