映画ビリギャルで、吉田羊が「ああちゃん」こと工藤あかりキャストに抜擢されました。吉田羊の演じる工藤あかりは、長男に掛かり切りの父親に代わり、娘二人の面倒をよく見る母親でした。映画ビリギャルでは、母親あかりと娘さやかの母子のつながりがとてもよく演じられています。結果主義の父親と違い、現在を生きる大切さや人生における価値観など、あかりの人間性を吉田羊の演技は視聴者を魅了し、感動させてくれます。

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映画ビリギャルキャスト 吉田羊が演じるさやかの母親工藤あかりとは?

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映画ビリギャルで、吉田羊キャストを演じる工藤あかりとは、三人(娘二人、息子一人)の子供を持つ母親で、工藤オートサービスという自動車整備会社を経営する父、徹が徹底した息子重視主義の子育ての中、二人の娘にも愛情を示す良き母親です。

特に、子供とのコミュニケーションを大切にするあかりは、必ず、子供たちとの対話を優先させ、信じることで最後まで応援する立場を変えません。娘のさやかが母を「ああちゃん」(あかり)と呼んでいるのは、それだけ二人の関係が近いからでしょうね。

娘の「タバコ事件」で学校に呼び出された時も、仲間の名前を決して言わないさやかを窘める教師を前にして、「仲間を裏切らない娘」の素晴らしさを称え、学校の指導方針に疑問を投げかけます。

隣で母の言葉を聞いていた工藤さやかの気持ちを考えると、これほど嬉しいことはなかったでしょうね。

有村架純 吉田羊
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映画ビリギャルは、工藤さやかという少女が、偏差値30から見事に慶應義塾大学に現役で合格するというサクセスストーリーですが、母のあかりは、最初からさやかにその目標を与えたわけではありません。

そこには、進学塾の青峰塾の塾講師、坪田義孝との出会いがあったり、さやかの親友たち、また塾の友達、森玲司(野村周平)の存在があったりして、工藤さやかは偏差値70の壁を破り、慶應義塾に合格するのですが、母親の工藤あかりの存在が小さくなることはありません。

映画ビリギャルキャストの中で、ヒロインの工藤さやかと塾講師の坪田義孝は、メインの関係になりますが、さやかに一番大きな影響を及ぼしたのは、隠れた存在のお母さん、工藤あかりであったことは間違いのないことでしょう。

 

映画ビリギャルキャスト 工藤さやかの母親あかりを演じる吉田羊とは?

九州は福岡の久留米市で育った吉田羊は、5人兄弟(兄2、姉2)の末っ子でした。幼少の頃より、真似事のお芝居やを披露するなど好きな子供だった吉田羊は、演劇の世界に夢を持っていたのですね。

女子高へ進んだ吉田羊は学園祭などでもかなりの注目を集めていたようです。そして、卒業後は、金沢の大学へ進んだ姉を訪ね、バイトなどをして生活していました。

会社勤めは自分に向いていないと分かっていた吉田羊のそれからの行動は特筆すべきでしょう。女優になるために養成所やスクールで学ぶ道を選ばず、「単刀直入」、女優募集の広告から、小劇団に入団し、そこから演劇活動をスタートさせました。

そのまま、小劇団を渡り歩いて、2001年に、同胞の比佐廉と石津陽子と組んで、「東京スウィカ」を創設、主演女優を務めていました。この頃までは、ずっと本名の吉田羊右子(ようこ)を名乗っていましたが、先輩のアドバイスもあり、左右が同じの方がバランスが良いとの理由から「吉田羊」に改めたのです。

工藤あかり役 吉田羊
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そして、自分の舞台を見にきた現在のマネジャーからの勧めで、個人事務所「ORANKU」を立ち上げたマネジャーと一緒に舞台から映像の世界に足を踏み入れたのです。

そして、2007年に出演した舞台「とんでもない女」のキャストがきっかけとなり、2010年のメロドラマ「愛の迷宮」(東海テレビ)のテレビドラマのデビューにつながっていきました。

その後も、西田敏行との掛け合いがきっかけとなり、それが中井貴一の注目となったりして、徐々に吉田羊演技力そのものが、高い評価を得るようになりました。

その中井貴一からの紹介もあり、今度は「真田丸」でもお馴染みの三谷幸喜の作品に誘われることになりました。

2009年、三谷の劇団「東京サンシャインボーイズ」の「リターンズ」のキャストにも招かれました。このように、現場での「叩き上げ」といえるような軌跡を辿りながら現在に至っています。

年齢を不詳としているのは、吉田羊のポリシーで、「年齢によるイメージの固定化」を避けるためのようです。歳など分からなければ、どんな役にでも「化けられる」ということなのでしょう。

映画ビリギャルの中で、壁にぶつかる娘と向き合い母親あかりを演じる吉田羊の演技に、奥深い母親の愛情を感じるのは管理人ばかりじゃないでしょう。

 

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