IQ246の賢正役で活躍したディーン・フジオカが、「なりたい顔ランキング」で初登場でいきなりトップに輝きました。毎年、この時期、恒例となったオリコンスタイルが実施する「男性が選ぶなりたい顔ランキング」ですが、五代友厚でブレイクしたディーン・フジオカの魅力が男性目線からも高い人気を証明しました。
賢正役ディーン・フジオカの「なりたい顔ランキング」トップの理由は？
IQ246で法門寺沙羅駆の執事の賢正を演じたディーン・フジオカが、オリエンタル武道を見せたのは、つい最近のことですが、この辺もディーンの人気を高めた理由の一つのようです。
すでにディーン・フジオカのファンなら周知のように、ディーン・フジオカといえば、日本（福島）生まれですが、留学を経て、海外で人気を得た「逆輸入俳優」で、５か国語（英語、北京語、広東語、インドネシア語、日本語）をしゃべれる語学が堪能な俳優です。
そして、その他にもモデル、監督、ミュージシャンとして幅広い活動をしていることでも知られ、中国武術などにも通じており、ルックスだけでなく、男から見た「男らしさ」が人気を集める理由でしょう。
ご存知のように、ディーン・フジオカは、NHK連続テレビ小説「あさが来た」で波瑠の演じたヒロインあさが慕う薩摩藩士の五代友厚のキャストが当たり、「五代ロス」なる言葉がネットを揺るがすなど、ブレイクしました。
そして、続けて、深田恭子と共演した「ダメな私に恋してください」では、ヒロイン柴田ミチコの上司、黒沢歩役で不愛想だが親切で優しい面倒見の良いキャラクターを演じました。
IQ246では、前述のように、語学堪能で、マーシャルアーツにも通じた執事の賢正のキャストでは、ディーンの魅力が余すことなく表現されていました。
賢正役ディーン・フジオカの「なりたい顔ランキング」首位以外にも傾向に変化が
今回の第８回「男性が選ぶなりたい顔ランキング」を去年の２０１５年のランキングと比較してみると、「激変」ともいえるような変化が見て取れます。
２０１６年第8回 男性が選ぶ「なりたい顔ランキング」
【２０１６ “なりたい顔”ランキング】 【２０１５ “なりたい顔”ランキング】
1位 ディーン・フジオカ １位 向井理 ↘
2位 竹野内豊 ２位 阿部寛 圏外
3位 佐藤健 ３位 木村拓哉 ↘
4位 向井理 ４位 福士蒼汰 ↘
5位 木村拓哉 ５位 岡田准一 圏外
6位 妻夫木聡 ６位 妻夫木聡 →
7位 福士蒼汰 ７位 稲葉浩志 圏外
8位 玉木宏 ８位 佐藤健 ↗
9位 櫻井翔 ９位 竹野内豊 ↗
10位 山崎賢人 １０位 小池徹平 圏外
２位、５位、７位、１０位が、圏外の飛び出て、ディーンをはじめ、玉木宏、櫻井翔、山崎賢人がトップ１０に入りましたね。
向井理は、結婚しているし、TBSの「神の舌を持つ男」でコケましたね。今、考えると、オファーを受けた時点でNGだったのかも知れませんね。「舌出し」が気持ち悪いと不評で、向井理の「ふんどし姿」もあまり評価されませんでした。（笑）個人的には、木村文乃の甕棺墓光にはずいぶん笑わせてもらいましたが、主役だった向井理の影の薄さは否めませんでした。
木村拓哉は、「SMAPの解散騒動」で、仲間を裏切った感があり、イメージダウンは必至だったように思います。個人的にもSMAPの中ではあまり好きな方ではありません。
２位に大躍進した竹野内豊に見るように、正義感のあるイカス男前がぐんと人気を集めたようです。「グッドパートナー 無敵の弁護士」で咲坂健人のキャストを演じた竹野内豊は、「かっこいい」けど、「重圧的でない」、「お茶目っ気があり」、「男らしい」といったキャラクターがもてたのではないでしょうか。
福士蒼汰は、「恋愛もの」で人気が出たようですが、「お迎えデス。」では、主役でしたが、あまりパッとしない役どころだったように思います。
ディーン・フジオカが初登場、初首位に輝いた２０１６男性が選ぶ「なりたい顔ランキング」ですが、激動の世の中にあって、「男らしさ」、「潔さ」と共に、「正義感の強い優しさ」などが、高く評価される時代なのかも知れません。
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