砂の塔 最新ネタバレ犯人は予想通り生方航平と母・宮瀬礼子!

砂の塔~知りすぎた隣人

砂の塔最新ネタバレは、予想通り犯人は生方航平でした。ハーメルン事件の犯人は、男女二人組と想定した津久井刑事ですが、最新ネタバレでいうと共犯ではなく、母の宮瀬礼子(長野里美)の犯した誘拐事件が、母思いで子供を愛する生方航平のちょっぴり暴走を招いた悲しい誘発事件でした。

 

砂の塔 最新ネタバレ犯人は予想通り生方航平だった

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砂の塔の最終回が終わり、ハーメルン事件の犯人が生方航平(岩田剛典)だったことが判明しました。多くの視聴者同様、管理人も予想した通りの結果となりました。

しかし、最新ネタバレでいうと、犯人を男女二人組の共犯とした刑事たちは、結果的には共犯ではなく生方航平による単独犯行とすることができますね。

何故なら、最初の誘拐被害者となった山口光輝ちゃんは、生方航平の母親、宮瀬礼子(長野里美)の犯行だったからです。

 

宮瀬礼子は52歳ですが、若年性認知症を患っており、子供好きが高じて、病院帰りに光輝ちゃんを連れて帰ってしまったことが発端でした。

生方航平は、この時点で子供を返せば問題無く、無事済んだのです。ところが、問題はこの後でした。

 

砂の塔 最新ネタバレ犯人の生方航平の動機は?

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砂の塔最終回最新ネタバレで分かったことは、生方航平の母親の宮瀬礼子が、病院の帰りに光輝ちゃんを連れて帰ってしまったことでした。認知症の宮瀬礼子が子供好きだったためです。悪意は毛頭なかったのです。

すぐに光輝ちゃんを親元に送り返そうと思う息子の生方航平でしたが、「家に帰りたくない」という不遇な子供を見て、帰す機会を失ってしまいます。

子供好きな母の宮瀬礼子に懐き、笑顔を見せる光輝ちゃんを喜んで世話をする母親を見ると、自分の幼少時代を思い出さずにいられない航平でした。

 

実は生方航平も体中に傷跡が残るような虐待をされて育ったのでした。しかし、心優しい航平は、毒母の礼子をそれでも慕っており、この優しさが次なる犯行へと生方航平を駆り立てていったのでした。

最初の光輝ちゃんの誘拐は母親の宮瀬礼子の犯行でしたが、二件目以降の連続幼児誘拐事件は全て、生方航平が虐待を受ける子供を救おうという動機から犯した犯行であったことが判明したのです。

 

最新のネタバレから見るドラマ「砂の塔」の結末

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ドラマ「砂の塔」は終わってみれば、素敵なドラマでしたね。ミステリー+サスペンスの要素は、3話以降、十分に楽しみました。

結論から言えば、初回からヒール役で登場した隣人の佐々木弓子も、最後に犯人と分かる生方航平も、真からの悪党ではなく、弓子はストーカーから自分と息子を守ろうとした正当防衛、そして航平は母親の認知症を癒そうとする動機で、二人とも善人でした。

砂の塔の最後のシーンで、虐待を受けた母親でも「母は母」愛する気持ちに変わりがなく、「子供は親を愛するようにできてる」というセリフはとても意味深に思いましたね。

 

昔から「子供に罪は無い」と言われるように、多くの悲劇の原因は社会とそれを作る大人に遠因があると言えるのではないでしょうか。むろん、だからと言って犯した罪が軽くなるという訳ではありません。

しかし、元気で良心的な子供を育てる義務が社会と大人にあることは明白です。そんなことをドラマ「砂の塔」が終わりに語りかけているような気がします。

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

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