黒島結菜のナレーションは耳に残る!山田房子は陰のヒロイン

夏目漱石の妻

夏目漱石の妻が最高に美しいフィナーレを迎えました。黒島結菜の心地よいナレーションの声がいつまでも耳に残っています。黒島結菜の演じる山田房子は陰のヒロインでした。

 

夏目鏡子の回想録も語り部は山田房子役の黒島結菜のナレーション

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ドラマ「夏目漱石の妻」は、原案に漱石の妻である鏡子夫人(尾野真千子)が語った漱石長谷川博己)の結婚生活や家庭の様子を長女筆子の婿、松岡譲が書いたもので、言ってみれば夏目鏡子の漱石との回顧録です。

このドラマのユニークさは、その漱石の妻、夏目鏡子はヒロインとして尾野真千子が素晴らしい演技を見せてくれましたが、語り部のナレーションは、黒島結衣の担当で、黒島結衣がキャストを演じる山田房子の視点で語られることです。

 

つまり、形は山田房子の「回想録」として描かれていて、黒島結菜ナレーションで語られることです。そういう意味においては、黒島結衣は「陰のヒロイン」ともいえ、彼女のナレーションの語り口調と声には、「癒し」の魔力があり、落ち着いた口調は最後まで耳に残る心地よいものでした。

 

夏目漱石の妻4話に見る名優の見事なコラボレーション

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山田房子を演じた黒島結衣(くろしまゆいな)は、ウィルコム沖縄のイメージガールコンテストで『沖縄美少女図鑑賞』を受賞後、上京して本格的に女優として活動し、NTTdocomoのコマーシャルで認知度を高め、すでにドラマ「ごめんね青春」「花燃ゆ」、映画「呪怨~終わりの始まり」などに起用されています。

2年前の上京の際に、沖縄から引っ越しを手伝った父親と食事に行った際、「若く見せる父なので、年の離れたカップルに見られた」と苦笑していたといいますが、裏を返せば、それだけ黒島結菜がしっかりしていて、年よりも上に見られたとも考えられます。(笑)

 

いずれにして、事実、黒島結菜ナレーションの響きには「若さ」と「しっかり者」の両面がきちんと現れていて、名優の長谷川博己と尾野真千子の間に入っても見劣れることもなく、堂々として演技を披露していましたね。

三人のシーンでも、見事なコラボレーションには、嬉しくなってしまいました。黒島結菜の演技を見ていると、すでに顔の表情で心情を伝えることができる女優さんになっていると思います。これからも、多くのドラマに出演して欲しいですね。大ファンになってしまいました。

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

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