下町ロケット「ガウディ計画」に鳴り物入りで登場した今田耕司に注目が集まっていました。しかし、演技下手と酷評が目立っていました。次作7話では強力な助っ人も現れ、その甲斐あってか、まずまずの演技を披露しました。7話今田耕司さんの名場面に焦点を当ててみたいと思います。

下町ロケット
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演技下手はスーツ姿と強張った顔が作りだしたのか?

今田耕司が「下町ロケット」に出演するというキャスト発表から、すでに大きな話題となっていました。前半では、すでに多くのお笑い芸人たちの演技が大好評だったので、当の今田耕司は恐らく、かなり緊張していたのではないでしょうか。

落語家の立川談春の演じた殿村経理部長春風亭昇太の銀行員、そしてお笑いのホンジャマカの恵俊彰の弁護士など、それぞれがキャストに完全に成り切っていて、芸人だということをつい忘れてしまったくらいです。この多数の芸人が、それぞれ大好評を博していたことは、今田耕司にとっては不安要因ではなかったでしょうか。

それに加え、外科医「一村隼人」役の今田耕司には、もう一つのハンディがあったと感じている管理人です。それは、一村隼人のキャストが医者だった点です。すでに配役の発表で「医者」ということは分かっていたのですが、そこに大きなギャップが生まれてしまったのではないでしょうか。

今田耕司
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白衣姿で登場するなら兎も角、スーツ姿で、真野(山崎育三郎)と桜田章(石倉三郎)と三人で登場するのです。権威ある外科手術の第一人者という肩書と今田のスーツ姿、そしてセリフが実にアンバランスなのでした。

それほど多いセリフではありませんでしたが、「どうも関西弁が・・・・」という不評もありましたね。私管理人はそれほど気にはなりませんでしたが、ちょっと強張った感じの今田耕司の表情からは医者としての風格とゆとりが感じられませんでした。

 

7話の白衣姿で名誉挽回を果たした今田耕司

7話の冒頭、佃製作所でスライドのプレゼンテーションの場面でも、固い表情の今田耕司からは、6話と同じように外科医の第一人者の風格は感じられず、そもそも「医者」というキャストに向いていないという不安を残していました。

しかし、佃航平から開発チームを命ぜられた立花洋介加納アキ鈴木健児が試作品作りに行き詰まり、福井の一村教授を訪ねる場面では、いよいよ白衣を着た今田耕司は「医者」らしくなっていました。(笑)

まあ、これだけ分かり易いキャスト姿はないですからね。白衣はそれだけ強烈で、おそらく誰が着ても「医者」に見えることでしょう。つまり、この「白衣を着ただけ」ではまだ、汚名挽回とはなっていないのです。

しかしながら、見ているこちら側からでも、今田耕司が少しリラックスして自分を取り戻した、つまり役と自分が一緒に重なっているイメージは作れていました。

そして、病室で子供たちの様子を見る一村教授の姿は、今田耕司もはっきりとした関西弁の口調で話していたのが自然でした。無理に話し方を変える必要はなかったのです。

一村隼人役 今田耕司
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演技に関していうと、すでに報道されていた通り、大阪医科大の根本慎太郎教授が手術の様子を直接演技指導して、大丈夫だと太鼓判を押していましたが、管理人もあの手術のシーンは、根本教授の指導と今田耕司の猛特訓の成果が現れていて、感動させてもらいました。

それから、その根底には演出とカメラワークの素晴らしさが光っていましたね。特に素晴らしいと感じたのは、今田耕司の手術中のカメラアングルでした。

余りの棒読みで演技下手という汚名が付いていた今田耕司でしたが、7話では白衣を着て、外科医として振舞いの場面で見事演技下手」を返上し、汚名挽回となりました。良かったですね、今田耕司さん。でも、ドラマはまだまだ続きますよ。最後まで、どうか熱演して気を抜かないで、頑張ってください。
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