「着る化粧品」帝人が開発!けったいなネーミング「着る化粧品」

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帝人の子会社である帝人フロンティアが、世界に先駆け「着る化粧品」なるものを開発したそうである。帝人の発表によると、来年の夏物の女性用肌着から販売するということです。聞き慣れない「着る化粧品」とはいったいどんなものなのでしょう?これを着ることで、化粧品代が浮くのでしょうか?

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着る化粧品」とは「けったいな」ネーミングやんけ

「着る化粧品」とは帝人の子会社、「帝人フロンティア」が開発した新素材ラフィナン、ここにネーミングの秘密がありました。帝人フロンティアがそう名前を付けたのか、或は、例によってマスメディアが勝手にこんな「けったいな」名前を付けたのかは分かりません。

下着が化粧品で無いことは誰でも分かることですから、化粧品の成分が入った下着というのは理解できますが、頭の古い管理人には、いまいち、どうもピンとこないのです。(笑)

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さて、名前はこの辺までにします。要するにこの下着、帝人フロンティアが開発したというラフィナンという素材を使った肌着ということです。

そのラフィナンには、肌が潤う成分を配合させてあり、乾燥肌などから守る効果がある、という訳なのです。そして、このラフィナンはお上の決めた医薬品医療機器法をクリアして、「着る化粧品として販売する模様なのです。

 

着る化粧品」はおもしろいネーミングだとは思うのですが・・

ラフィナンとは、人の肌に近い弱酸性のリンゴ酸をポリエステルの素材に取り込んだ繊維という新素材につけられた名前のようです。

しかしながら、「着る化粧品」という表現は正しいのでしょうか?私たちが知っている化粧品とは、通常、固形の容器やチューブの容器に入ったものを指します。例えどのように効果が似ていても、商品が下着や肌着の場合、あくまでも、どこまでいっても「下着」であり「肌着」ということになるはずでしょう。

また、例によって、日本のメディアは変な日本語を使うのでしょうかね。こんな「着る化粧品」なんて名前を付けるのであれば、このラフィナンという素材で作ったブラジャーなら「付ける化粧品」、ショーツなら「履く化粧品」なんて名前になるのでしょうかね。「正しく使えば」そういう名前になるはずでしょう。

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私はこの素材の開発は素晴らしいと思います。乾燥肌が守れるのであれば、よろしいのではないでしょうか。ただ、ネーミングには、ちょっと、という気がします。日本の技術の高さは世界に誇れるものと信じていますが、このネーミングだけは、どうも不思議な感じがしています。

お肌に優しい」というのが、今までの通例でしょう。下着は下着、肌着は肌着、化粧品は化粧品なのです。

まだ、発売は来年に予定されているようですが、この「着る化粧品」という名付けで、結構な金額になるのかどうか、販売額が発表されると反響も分かってくると思われます。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

コメント

  1. 通りすがり より:

    「ラフィナン」は素材ではなく、商品だと思いますよ。肌着にリンゴ酸
    を配合したとあります。

    これは帝人のウェブサイトから抜粋。

    (3) 「ラフィナン」は、日本で初めて、肌着やインナーシャツにおいて
    化粧品として販売することができる商品です。

    http://www.teijin.co.jp/news/2015/jbd151130_40.html

    着る化粧品はメディアが名付けたのではなく、帝人が「身にまとう
    化粧品」とうたっているからだと思います。しかも医薬品医療機器法
    に基づく「化粧品」の分類で販売されるそうなので、法律的に見ても
    「化粧品」みたいですね。

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