家売るオンナ9話視聴率と感想 小家族が抱える問題を浮き彫りに

家売るオンナ

家売るオンナ9話視聴率の発表が楽しみです。終盤まで今クール、トップの視聴率をキープしてきましたが、このまま視聴率は最後まで独走しそうな気配です。9話では、雨宮家の家探しがテーマとなりましたが、小家族の抱える問題を浮き彫りにしてくれたような感想を持ちました。

 

家売るオンナ9話の視聴率 超安定最優良株の「家売るオンナ」

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今クール、民放ドラマ部門で、平均視聴率11.3%と第1話からトップの座を一度も譲らずにここまで独走でした。家売るオンナ9話視聴率の発表はまだですが、二桁はキープできたのではないでしょうか。

2位の刑事7人(テレビ朝日)も平均10.51%と健闘していますが、一桁台が3度もあります。その辺を考慮しても「家売るオンナ」が断トツの視聴率と言えるでしょう。

夏ドラマは、各テレビ局にとって、厳しい状況となりますが、特に今夏はリオオリンピックなどの特別なイベントもありましたので、非常に苦しいクールとなったことは事実でしょう。

これまでの視聴率の推移は以下の通りです。
第1話  7月 13日  12.4%
第2話  7月 20日  10.1%
第3話  7月 27日  12.8%
第4話  8月  3日  12.4%
第5話  8月 10日   9.5%
第6話  8月 17日  11.6%
第7話  8月 24日  10.8%
第8話  8月 31日  10.8%
第9話  9月  7日  12.4%

 

家売るオンナ9話の視聴率

家売るオンナ9話視聴率は発表され、第3話の12.8%に次ぐ、三度目の12.4%でした。絶好調の「不動産コメディ」は、どうやら最後まで今クールのドラマ部門をぶっちぎりで独走しそうですね。GO!

 

家売るオンナ9話の感想1 小家族が抱える問題が浮き彫りに

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つい数十年前までは、日本でも大家族と呼ばれるような子供が5人、6人が当たり前でした。そして、その多くが同じ屋根の下で暮らしていたものです。

農業国から工業国へと変身する中で、家族制度も徐々に小家族となり、今では核家族から単身、つまりシングルライフを選べる時代となりました。

家売るオンナ9話感想の一つは、この小家族から核家族へと移行する中で、家族が抱える問題を浮き彫りにしたことでした。

どういうことかというと、大家族制に中にあっては、それぞれが我慢をすることで収まっていた欲望が、小家族で人数が少なくなることで、問題化するということです。

大家族の元、大人数で暮らしていると、頭数が多いのだから、我慢すべきだという「抑えの心理」が働くようです。しかし、少人数になると、その正反対で、これも欲しい、あれも欲しいと我儘になるのが人間の心理のようです。

雨宮家の場合でも、両親の子供は二人、姉と弟です。配偶者を入れると6人です。たったこれだけの人数で、性格が合わないとか問題が顕著化する分けです。

 

昔のように10人前後の人数で暮らしをしている状況を思い浮かべてみてください。管理人の幼少期は、それが普通でした。そして、それだけ家の中では自由とはいかなかった分けです。ですが、それだけに、社会観念が育まれ、分かち合うことを習い、我慢することや、互いを助け合う精神が醸成されたものだと思われます。

それだけの大人数で暮らしていると、性格が大人しいという人物はおりますが、引き籠りなどという人間は本当に稀でした。だいたい、そのような言葉は必要ありませんでした。

嫁と姑にしても、大人数だからこと、大変でもやり易かった部分もあったのではないでしょうか。つまり、互いに向き合う時間が限られるというメリットもあったはずです。

雨宮家の男性陣は、同居を希望しながら、配偶者に配慮して、自分の希望を言えない状況だったようですが、今更ながら「戦後、(日本の)女性とナイロンが強くなった」という言葉を改めて思い出しました。(笑)

 

家売るオンナ9話の感想2 意外に根強い差別と偏見

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日本で「国際化」が叫ばれてから久しくなります。メディアなどは、挙って外人タレントや一般外人を登場させて、「国際化もどき」を演出しています。

しかしながら、広い意味での差別と偏見はまだまだ根強いものがあり、外国人を特別視しなくとも、同じ日本人の中にも「差別や偏見」は生活の中に見られるものでしょう。

雨宮波留(八木優子)が太っているだけで、「あんな容姿では嫁の貰い手がない」などのハラスメントを受けるのが良い例です。しかも、それを義理の妹に言われるのですから、傷つきますよね。

 

表向きは歓迎する外人さんにしても然りです。笑顔で取り繕うのは、自分を良く見せるパフォーマンスであり、心底相手を受け入れていることではありません。このようなケースは多いものです。

子供のため」と言いながら、実は自分の都合である親はどこにでもいます。この辺が諸外国人からすると、顔と内(心)は別だと思われるのが日本人なんですね。

さすがに、近年では国際結婚も多くなり、徐々にその辺は改善されているようですが、周りを見渡すと、まだまだ閉鎖的な日本の風習や習慣は残っているといえるでしょう。

家売るオンナ9話では、2世帯住宅で、三軒家万智が雨宮家の問題を解決しましたが、小家族制の問題の難しさを浮き彫りにしてくれたという感想をもちました。

 

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