ダメな私に恋してください金髪テリー(鈴木貴之)が決まっていた場面

ダメな私に恋してください
深田恭子

ダメな私に恋してください」が最終回となってしまいました。最初は金髪テリー(鈴木貴之)の登場に驚きましたが、振り返ると金髪テリーが決まっていた場面がありました。

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ダメ恋柴田ミチコの救世主となった金髪テリー

金髪テリーが柴田ミチコの救世主となる場面はテリーが一番決まっていた場面でしたが、そこに辿りつくまでの経緯を振り返ってみましょう。

ヒロインの柴田ミチコ(深田恭子)は「職なし、金なし、彼氏なし」の三拍子揃った30歳の女の子。今の世代から見ると完全なる「遅手」ですが、「恋愛経験無し」というのは、数十年前は「極ふつーの女の子」でしたよね。最近の子は、時代が違うので、「ませ」ているのでしょう。(笑)

もっとも、元主任黒沢歩(ディーン・フジオカ)の元カノの生嶋晶(野波麻帆)35歳に「生きた化石」と言われるくらいですから、30歳で、未体験というのも珍しいともいえるかも知れませんが。

 

そんなミチコですから、彼氏探しとなると、自分より若い男の子が「対象」となってしまうようで、そこか悲しい「貢ぐ姫」柴田ミチコは、年下と付き合うことで、どうしても自分が貢いでしまうのです。

ドラマの初期には、付き合っていた大学生の純太く~んに、食事を驕り、プレゼントをしたり、自分より若い彼氏のために給料と貯金を注ぎ込んでしまいます。

挙句の果てに、親の入院費用だと100万円まで、サラ金から借り入れ、貸してしまうのですから、「お人よし」もここまでくると、危険領域、「馬鹿」が付きます。ご本人もよく「馬鹿ミチコ」と言ってましたからね。(笑)

それにしても深田恭子のナレーションは楽しかったなあ。兎に角、憎めないキャラでしたよね。そして、ドラマ劇中に登場するみんなのように、「好き」になってしまうキャラでした。

ダメだ、ミチコ、絶対にダメ」と自分に言い聞かせながら、最後はサラ金で100万円用意して、純太く~んに渡してしまったミチコに、騙されていると、姉御の生嶋晶が取返すように諭し、一緒に着いてきてくれます。

 

半信半疑で弱気のミチコが、恐る恐る「入院って嘘だったの?と聞くと、言い逃れようとしていた歯切れの悪い純太の脇にドーンとでかい男が座りました。

大笑いしましたね。そこに掛けたのは金髪テリーだったからです。主任の黒沢歩の指示で「顔を貸す」ように言われて来たのでした。

金髪テリー兄さんは、そこで何も話しをする必要がありませんでした。誰がどこから見ても893の兄さんのようでしたからね。(笑)恍けていた大学生の純太もこれには、参りました。金髪テリーが最高に光っていた場面でした。(笑)

 

ダメ恋金髪テリーのキューピッドとなった柴田ミチコ

喫茶ひまわりのビラ撒きを手伝っていた折、金髪テリーの手渡すチラシを受け取る女性に恋してしまったテリー。時々、お店に来てくれるお客となってくれた丹野綾に嘘がばれて、危機に直面したテリーに、気の優しい柴田ミチコが、今度は恩返し。

「サッカーが好きだ」と本当は好きでもないのに、話を合わる金髪テリーでしたが、ひまわりの外で、ミチコにそれは彼女丹野綾(大野いと)に話を合わせているだけでウソだと告白しているのを、本人の綾に聞かれてしまったのです。

公園で綾に会ったミチコはベンチに掛け、綾と話しをします。「嘘はいけないけど、悪意のあるウソではなく、好意のあるウソだってあるわ」と、金髪テリーの気持ちを代わりに伝えるのです。

 

でかしたミチコ、自分に正直でなかった綾もミチコの言葉を受け止め、テリーのウソを許すことになり、二人はラブラブ続行となりました。

強面で長身、その上金髪テリーの登場は、最初まごついた管理人ですが、元ヤンキーというだけで、気持ちの良いごくフツーの男。喫茶ひまわりには無くてはならない存在でしたね。(笑)
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

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