家族ノカタチ」に入江春人役で出演中の千葉雄大がユーチューブで、ドラマの番組宣伝を行っておりました。そのユーチューブのタイトルが気になったので、見てみました。

家族ノカタチ
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家族ノカタチ通信#6で第5話の番組予告で大爆笑

ドラマでのテンポの重要さはたびたび、論じられることがあります。前作の日曜劇場「下町ロケット」でも、ドラマがテンポよく進んでいき、視聴者をぐいぐい引き込んでいきました。

プロデューサーの伊與田さんが再三指摘していた点は、テレビドラマでは気が抜けないということです。彼曰く、テレビで一寸でも詰まらないとチャンネルを切り替えられてしまう、と。

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主演の香取慎吾の演技もキャストの永里大介がぴったりで、好評ですし、相方となる上野樹里も人気のある女優さんです。友情出演の観月ありさも絶大な人気を誇り、話題性も200%(笑)です。

これだけのキャストを揃えながら、管理人はこのドラマの「訳の分からない」進行に苛立っておりました。(笑)テンポの悪さと西田敏行の演じる永里陽三のあるまじき行為に、納得がいかなかったからです。

ホームコメディという触れ込みでしたが、第4話まで笑ったこともなく、興味は上野樹里演じる熊谷葉菜子の離婚の原因と理由だけでした。

ところが、この千葉雄大の番組予告をユーチューブで見つけると、そのタイトルが目を引きました。それは次のようなものです。

千葉雄大「それぞれの関係が徐々に動き始めます」家族ノカタチ通信#6 限定企画 2/14(日)『家族ノカタチ』

これは、第4話のダイジェストと第5話の案内です。つまり、千葉雄大が言う通り、第4話まで「動き」がなく、第5話で「徐々に動き始める」と言っている訳です。

出演している本人が「徐々に」と言ってるくらいですから、テンポの悪さは言うまでもありません。このドラマで初めて爆笑させてもらいました。(笑)

 

入江春人と茜の喧嘩に付き合う周囲の反応は?

春人と茜が披露宴招待客に春人の親を呼んだことで、大喧嘩になり、二人は「別れる」と始まります。互いに大介と葉菜子のマンションに相談に行きます。

結局、この場面での陽三と律子の「結婚観」が語られることになりますが、「結婚肯定」は、過去の価値観の肯定に他ならず、もしかしてこれがこのドラマの「テーマ」なのかと思わせるようなシーンです。

 

しかしながら、管理人には納得がいきません。「家族」がテーマのはずのドラマが「結婚」をテーマにしているようにも思えます。

永里陽三と熊谷律子が言う「結婚はいいものだ」という前提は相手次第でどうにでも変わる訳です。全て結果論でしょう。事実、そこまで至らなくで離婚してしまう若いカップルがどれだけ多いのか、現実が物語っているでしょう。

入江春人役 千葉雄大
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一方で、大介と葉菜子の会話にある、「独身希望」の者が、他人の結婚の準備を手伝っていると苦笑するシーンがありますが、これも当たり前といえば極当たり前です。何故なら、どちらも「単身生活志向」なのですから、周囲に人垣ができて、何だかんだと生活に他人が入ってくれば、必然といろいろやりたくなくても、或いは自分のことでなくても、しなければならない事は数多く出てきます。

 

現代の暮らしは、家族単位の暮らしから個人単位の暮らしになっていて、然も昔はその個人単位の生活が煩わしく困難であったものが、現代は簡単になったからできるようになったのです。

つまり、要点は永里陽三と熊谷律子のいう結婚観は、昔のその世代の結婚観なのであって、現在の若者の生活環境をまったく無視している点なのです。若い独身女性は「結婚」に憧れるものでしょうが、結婚に憧れるあまり、「結婚生活」>「家族の形成」>「家族生活」、つまり「家族ノカタチ」をそれほど深く考えないのではないでしょうか。

茜役 川口春奈
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原作の無いオリジナルとしてある「家族ノカタチ」が、締まりのない、方向性がまったく見えない、テンポの悪いドラマとなっているのは、東南アジアの市場で見掛けるような個人の商売人が、地面にガラクタをぶん投げ物を売っているような物と同じで、いったい何が置いてあるのか分からないようなものです。

 

タイトル無視で苦痛から快楽へ変わる可能性もあり

管理人が一番関心を持っている、熊谷葉菜子の離婚の原因と理由が、まだ引っ張っていて、未だ分かりません。管理人の興味は、その一点に絞られてきました。(笑)

そこで、苦痛な西田敏行の場面は早送りして飛ばすことで不快さを回避して、香取慎吾と上野樹里のシーンを中心に見ることにしました。(笑)

熊谷葉菜子 茜
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コミカルな役が多かった香取慎吾ですが、シリアスなドラマでも十分に役者として評価されるでしょう。それから大好きな上野樹里も、呆れたクレーマーキャラから、細かい事に拘る大介と性格的に一致する「同じムジナ」で結構、仲良くなる期待を抱かせてくれる第5話でした。

家族ノカタチ」のタイトルを無視して、このドラマの視点を大介と葉菜子の関係だけに絞って楽しむことにいたしました。(笑)
家族ノカタチ第6話は、今晩午後9時、TBS系で放送です。

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。