世紀のラブコメ「お義父さんと呼ばせて」で流れるミステリアスなBGMが、ハリポタ風で中々決まっています。ストーリー展開の序盤に流れるミステリアスなオルゴール音楽は、「これから一体何が起こるのだろう?」という、暗黙の導入が示されています。

お義父さんと呼ばせて
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「お義父さんと呼ばせて」で流れるハリポタ風なオルゴール音楽の絶大な効果

お義父さんと呼ばせて」の冒頭で流れるオルゴールのインストは、実に小気味良いメロディで、その繊細な音は映画ハリーポッターのミステリアスな感じを演出しており、その回のドラマの内容に視聴者をぐいぐい引き込んでくれます。

待合わせ
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直近の第4話では、冒頭で蓮佛美沙子の演じるヒロイン花澤美蘭が一心不乱で街路を走っています。そして、到着した場所で切らした息を整えていると、柱に括られたバレンタインのバナーが風に揺れ落ちてしまいます。

何やら不吉な予感?そして、画面には救急車がサイレンを鳴らし走っていく様子が映し出されます。この間、ずっとなり続けるBGMのオルゴールが鳴りやまぬ内に「この一週間前」としてドラマに入っていくのです。

バレンタインデー
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この導入法はBGMが見事に効果を出して、視聴者をドラマの中に引き込まずにはいられません。制作にあたったプロデューサーや脚本、そして演出のすべてがマッチした、素晴らしいドラマメイキングだと言えるでしょう。

 

花澤太郎(犬)の遠吠えでもミステリアスなオルゴールがハリポタ風演出

第2話の冒頭部分では、花澤家の一員、チワワの太郎も熱演していました。(笑)それまで、夜泣きなどしたことが無かった太郎が遠吠えをして、家族全員寝付かれない夜を過ごしたのです。

この演出でも、オルゴールのBGMがぴったり収まっていましたね。特に夜の花澤邸が外の街灯に照らされ映し出される照明の中では、ハリポタ効果が出て、ミステリアスな雰囲気を醸し出し、劇中に引き込まれていきました。

花澤太郎役 チワワ
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太郎の名(迷?)演技も好評でしたが、朝になり家族が朝食に集まった食卓のシーンは最高でした。太郎の遠吠えが煩かったという面々の脇で、長男の葉理男はじいちゃん花澤昭栄のいびきが煩くて全然眠れないと文句を言います。

すると昭栄がしっかりした声で言います。「いびきが何だ!戦争中はな、ジャングルで爆弾の音を聞きながら寝たもんだ

それを聞いていた美蘭が、「じいちゃん79だよね」と確認するように言います。「戦争には行ってないよね。」

空かさず昭栄は美蘭を遮るように言います。「行った人に聞いたんだ」(大爆笑)じいちゃん昭栄役の品川徹がいい味を出していましたね。

お義父さんと呼ばせて」はシチュエーションコメディの王道を行く、素晴らしい「最笑のドラマ」です。そして、そのシチュエーションにおける会話が爆笑を誘い、出演者全員がそれぞれ「主役」に成りきってきます。

その意味においては、「下町ロケット」に勝るとも劣らない素晴らしいドラマになっています。いよいよ、来週は第5話となり、中盤から後半に向かっていきます。51歳の独身おっさん、大道寺保は無事、28歳年下の花澤美蘭と結婚できるのでしょうか?

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。